【追記】
いよいよ上映会まで一週間!
おかげさまで夜の部は満席となりました!
昼の部は残席1名様となっておりました!!!
ありがとうございます!
<現在の残席数>
昼の部:1席 夜の部:満席
※ありがとうございます!
夜の部はキャンセル待ちとなります。希望の方はご連絡ください。
kalinashimokitazawa@gmail.com
●ご予約・お問合わせ
メール:カリーナ下北沢上映会 kalinashimokitazawa@gmail.com
電話:cafe & restaurant Rooms 03-3468-8140
10月8日 福間麻子
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お知らせです。
素晴らしい映画 『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』の自主上映会を
下北沢cafe & restaurant Roomsにて開催します。
いろいろな方にみていただきたい。
どうか、みなさまのもとに声が届きますように。
祈りとともに 麻子
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【10月13日(土) 『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』in下北沢】
1986年4月に起きたチェルノブイリ原子力発電所事故に翻弄された、カリーナという名の少女の物語。
昨年から日本全国で上映、今年の春にはアメリカでも上映された厚生労働省推薦の映画です。
全国から「上映会をひらきたい」という声が寄せられ、今、東北から九州まで各地での自主上映会が続々と始まっています。
また、「子供達とみたい」というお母さんたちのリクエストから、今夏、日本語吹替版も制作。
そして今回の下北沢での開催も、お子様たちにもご覧いただけるよう日本語吹替版での上映会となります。
ぜひたくさんの方々にみていただきたい映画です。
今回開催を企画しているわたしたちは、6歳~10歳児の子育て中の母親です。
私たちは、福島の原発事故以降、「親としてこどもにとって本当によい選択をしているのか」といった自分を攻める気持ちや
不安な気持ちをもちながら、日々の生活を過ごしてきました。
周りの人に打ち明けたところで傷つく経験も繰り返してきました。
きっと、私たちと同じように、話せる相手をみつけられず、心配性だと責められることを恐れ、
不安な気持ちを抱えているお母さんたちがいるかもしれない。
そんな方たちと繋がっていけたら。
この映画を見た時、ベラルーシの自然の美しさ、少女カリーナの愛らしさと力強さに胸をうたれ、泣き通しの私でした。
変わらずそこにある山や湖、植物達。カリーナのくるくるとしたまなざし、大地の営みとともに生きるおばあちゃんとの暮らし、
捨てられる林檎、ばらばらになってしまった家族。祈りの日々。チェルノブイリにある毒を撒き散らす悪い魔法使いの住むお城。
みんなを苦しめるのはもうやめてと、神様がやらないなら私がいく、と、魔法使いにお願いしにひとり歩き出すカリーナ……。
日本人のわたしたちは今、カリーナの悲しみと同じ深い悲しみを抱えていることに、涙がとまらなくなりました。
それでもなお強く生きていくカリーナ。わたしたちはこれからどのように生きていけばいいのだろう。
そして。
悲しんでばかりではだめだ。
うごかなきゃ。
たくさんの人に見てもらいたい。
私たちと同じような世代の親子に。
そして、原発事故の被害にあわれ苦しい思いをされているたくさんのお母さん、お父さんのことを想い、
無力感を感じながらも、今日本で子育てをしている私たちにできることをしていきたい、
未来をつくる子どもたちにしっかりとバトンをわたしていきたい、
そんな思いから「カリーナの林檎~チェルノブイリの森~」の上映を企画いたしました。
この映画は「原発反対!」とか「なんとかシーベルト」とか難しいことは出てきません。
家族と離れ離れになってしまった少女カリーナの、家族や友達を想う気持ちを物語にしたものです。
子供と一緒に見られる、素晴しい映画です。
子供を持つ親、子供がいない人も、見終わった後に様々な思いが生まれると思います。
そんな思いをシェアできる時間もとりました。
会場のRoomsさんは、靴をぬいであがれるフローリングのあったかお家カフェ。
小さなお子さんだけでなく大人もコロンとくつろげるやさしいカフェでの上映会です。
そして、今回、今関監督にもお越しいただけることになり、
上映後にみなで美味しいお食事をいただきながらの交流タイムをもうけることになりました!
チェルノブイリの現状や福島のお話、各地での上映のエピソードなどを監督からうかがいながら、
普段なかなか話せない原発についての話などをみなで分かち合えたらと思っております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
福間麻子・立原さち
STORY********************************************
チェルノブイリ原発事故があったウクライナの隣国、ベラルーシに住む少女カリーナ。
カリーナは、夏休みの最後を、大好きな田舎のおばあちゃんの家で過ごしていた。
その家は、カリーナが、かつて家族全員で暮らしていた家。
居住禁止区域のすぐ隣の村にあり、放射能汚染の危険がある家。
カリーナのお母さんは、病気で入院中。
お父さんは、お母さんの入院費を稼ぐ為、遠いロシアに出稼ぎ中。
カリーナは、ベラルーシの親戚の家に預けられていた。
ある日、カリーナは、入院中のお母さんからこんな話しを聞かされる。
『チェルノブイリという街には悪魔のお城があって、悪魔が毒をまき散らしているのよ。
その毒は目には見えないし、臭いもしないの。それで、みんなが病気になってしまうのよ』
カリーナは、悪魔をやっつけてくれるよう、神様に一生懸命お願いする。
でも、冬になると、おばあちゃんが病気になり、お母さんの病気は悪化。
ついには、カリーナ自身も、病に倒れてしまう。
入院先のお友達も、亡くなっていく・・・
死を目の当たりにして、カリーナは、ある決心をする。
『神様が何もしてくださらないのなら、私が悪魔にお願いして、毒を撒くのを止めてもらおう』
こうしてカリーナは、1人病院を抜け出して、悪魔のお城があるチェルノブイリを目指し旅立った。。。
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この映画は取材途中に亡くなった少女カリーナ(仮名)に捧げます。
この映画は劇映画でありドラマです。ドキュメンタリーではありません。
日本人監督スタッフと現地ベラルーシ、ロシア人スタッフと共に撮影した劇映画です。
これは初の試みです。 幅広い年齢層の方々にみて頂きたくてドキュメンタリーではなく、劇映画として制作しました。
劇映画ですが現地取材をしっかりとして真実を映画化出来たという自負はあります。
ベラルーシ国の美しい自然。しかしそこには見えない放射線で冒された大地がある悲劇。
福島は25年後どうなっているのか…
放射能は悪魔か、天使か?
映画の後半。主人公のカリーナは悪魔の住むお城(原発)が出す毒を止めてもらいにたった一人で立ち向かいます。
今、自分に出来ることは何だろう…
映画監督 今関あきよし
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【10月13日(土) 『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』in下北沢】
●上映日:10月13日(土)
●場 所:cafe & restaurant Rooms
(下北沢駅より徒歩5分)
詳しい地図はホームページをご覧下さい。
http://rooms2008.web.fc2.com/
●時 間:昼の部
OPEN 9:30 /上映スタート 10:00~
夜の部
OPEN 16:00 /上映スタート 16:30~
●入場料:未就園児 無料
小中学生 1500円(お食事、ワンドリンク付き)
高校生以上 2500円(お食事、ワンドリンク付き)
※昼の部、夜の部、両方ともに、上映後、今関監督をお招きした
お食事付き交流会があります。
※ご予約いただいた方が優先となります。どうぞお早めにご予約ください。
※一般的な上映会と違い、小さなお子様と一緒にご覧いただける
自主上映会です。
映画館のように静かに観るという環境ではないかも知れませんが、
普段お子様連れでは映画館に足を運べない方々にも気兼ねなく
ご覧いただけるように企画したイベントです。
もちろんお子様連れでない方もぜひいらしてください。
●ご予約・お問合せ
メール:カリーナ下北沢上映会 kalinashimokitazawa@gmail.com
電話:cafe & restaurant Rooms 03-3468-8140
※お子様とご一緒の方はご予約時にお申し出ください。
【カリーナの林檎~チェルノブイリの森~ オフィシャルサイト】
http://kalina-movie.com/
【映画予告編】
http://kalina-movie.com/story.html
【今関監督のブログ】
http://ameblo.jp/2011kalina
【Rose in many ColorsのオフィシャルHP】
http://www.rose-in-many-colors.com/
【キャスト】 カリーナ:ナスチャ・セリョギナ/おばあちゃん:タチアナ・マルヘ
リ/アーニャおばさん:リュディミラ・シドルケヴィッチ アレキサンドルおじさ
ん:イゴリ・シゴフ/カリーナのママ:オルガ・ヴォッツ/カリーナのパパ:セルゲ
イ・シムコ セルゲイ:アンドレイ・ドゥピク/マーシャ:ターニャ・イフェレェ
ミェンコ/ユーリャ:リザ・ミンキナ/エキストラ出演協力:ミンスクの方々